
| グァバ(番石榴、Guava)は熱帯アメリカ原産の果物で、世界の熱帯、亜熱帯地方で広く栽培されており、和名で番石榴(ばんざくろ)とも言います。台湾には野生品種もありましたが、20世紀初頭以降、多くの優れた外来種を導入し、品種改良に努めてきました。
台湾で栽培されているグァバには、歯切れが良く甘くてさっぱりしている「中山月抜」、肉質が厚くさくさくしていて風味のある「梨仔抜」、色が白く風味がさっぱりしている「白抜」、糖度が低く果肉がさくさくしている「泰国(タイ)抜」等があります。また、近年開発された品種として、果肉のきめが細かく糖度や風味のよい「真珠抜」や種が少なくて果肉が厚くさくさくしている「水晶抜」などは人気も高く、生産量が増えつつあります。グァバは高温多湿を好み、22~30℃が栽培に適した気温なので、台湾全土で栽培されていますが、中でも宜蘭県・南投県・彰化県・嘉義県・台南県・高雄県・屏東県が主な産地です。
台湾産グァバの特徴は、大きな果実がジューシーで甘く、果肉がきめ細かい点です。グァバの果肉は白・赤・黄の三種類がありますが、台湾産は白い果肉の品種が中心で、緑の表皮と果肉の白のコントラストも鮮やかです。また産地の農家と地方自治体が共同で、栽培技術開発や選別基準管理を行っており、品質重視がシステム化されている点も台湾産の特筆すべき点です。
グァバはビタミンCと食物繊維を豊富に含んでいます。特にビタミンC含有量はレモンの約2倍に相当するので、グァバ50gで成人1日当たりの所要量100mgを満たすことができます。また漢方の考え方では、グアバの果実や葉は、糖尿病・下痢・歯痛・口内炎・胃潰瘍に効果があると言われています。
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| 品種 |
| 真珠抜や水晶抜など台湾独自の品種が開発されています。 |

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