
| ポンカン (椪柑、 Ponkan )はインド中部スンダラ地方が原産といわれ、台湾には中国を通じて 18 世紀後半に伝えられました。特に丸々とした形や美しいだいだい色が愛され、台湾の正月に旬を迎えるポンカンは縁起の良い果物としてとても人気があります。 2001 年の総輸出額は約 55 万ドルで、対日輸出額は 12 万ドル余りでした。日本は輸出量では 4 位ですが、額では香港に次いで 2 位です。
年平均気温 18 ℃以上の土地であればポンカンが栽培できますが、ジューシーで大粒のポンカンを栽培するための理想的気候は年平均気温 22 ~ 30 ℃だと言われています。つまり台湾の気候は高品質のポンカン栽培に最適なのです。事実、台湾では栽培面積が非常に大きく、収穫量も豊富なため、他国産に比べると価格・品質がとても優れています。 台湾産ポンカンの特徴は、大玉でさわやかな後味の甘みがある点です。また、食べているとまるでジュースを飲んでいるのかと思うほど、果汁が豊富でジューシーなのも台湾産ポンカンの特筆すべき点です。皮を剥くと優雅で上品な香りが漂い、アロマ効果も抜群です。台湾産ポンカンは高品質な上、手頃な価格で購入できるのも消費者にとってはうれしい限りです。
美味しいだけでなく、栄養効果が高いのもポンカンの魅力です。漢方の考え方では、ポンカンの果肉は寒性とされ、喉を潤し、熱を冷ませ、肺を潤すと言われます。解熱・消化不良解消に効くと考えられています。食物繊維が豊富なので、便通を整える効果もあります。果肉だけではなく、果皮を乾燥させたものが「陳皮」という生薬として珍重されます。咳止め・健胃の効果があるといわれ、七味唐辛子や正月の屠蘇に配合されます。食べ終わったポンカンの皮を布袋に入れると、香りが楽しめると同時に、肌の酸化を防ぎ美肌効果を発揮しますので、無駄になるところのないすばらしい果物です。
ポンカンは採取したばかりのときは果皮が葉緑素を含んでいて、酒石酸も多く、風味は余りよくありません。何日か貯蔵しておくと、皮がだいだい色を呈し、甘さも増してきます。皮と袋を取り除いて生食するのが一般的ですが、ジュースやジャムにしても美味しさを楽しむことが出来ます。
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| 品種 |
| 台湾産は気候がポンカン栽培に最適であるため、他国産に比べ酸味と甘味のバランスが良く、果汁が豊富です。 |
| 栄養成分表: (100gあたり) |
| 栄養成分 |
エネルギー (cal) |
水分 (g) |
蛋白質 (g) |
脂肪 (g) |
糖質 (g) |
繊維質 (g) |
| ポンカン |
40 |
88.8 |
0.5 |
0.2 |
10.2 |
1.7
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| ビタミン B1 (RE) |
ビタミン B2 (mg) |
ビタミン B6 (mg) |
ビタミン C (mg) |
カリウム (mg) |
カルシウム (mg) |
リン酸 (mg) |
| 66.7 |
0.09 |
0.1 |
33 |
55 |
24 |
15 |
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