
| インドナツメ(棗子、 Jujube )はその名の通りインド原産のトロピカルフルーツです。台湾には日本統治時代に伝わり、気候が栽培に適している台湾南部でさかんに生産されるようになりました。現在の栽培面積は 1724ha にも上ります。原産の品種は小さく酸っぱいものだったのですが、台湾の栽培農家による品種改良の結果、大きいサイズで甘味のあるものに成長しました。別名を台湾ナツメやナツメヤシともいいます。
台湾で栽培されるインドナツメの品種は多様です。「高朗1号」「台農1号」「翠蜜」「天蜜」「蜜棗」「高雄2号」などがありますが、中でも「高郎1号」や「高郎 50 号」は市場でも人気がある主流品種です。台湾産インドナツメの特徴は、大粒の実に薄い皮とシャキシャキした歯触りです。ほのかな香りと果汁の多さも他国産とは比較になりません。
このような高品質のインドナツメが栽培できるようになったのは、やはり栽培農家のたゆまざる努力の結果です。味わいだけではなく、現在は消費者に一年中おいしいインドナツメを提供するため、更なる品種改良と電照栽培の技術を駆使し、収穫期を長くすることに成功しつつあります。これまでのインドナツメは一般に 12 月~翌年 2 月に旬を迎えていましたが、技術革新により 9 月から収穫を始められるようになり、晩生の品種であれば 4 月まで収穫を続けられるようになりました。
インドナツメは漢方の考え方では美容に良い果物とされています。精神を安定させ、顔の皮膚を整える効果があると言われますので、女性にぴったりの果物です。また、鉄分を豊富に含んでいますので、貧血症にも効果を発揮する栄養食品です。
これまで生のインドナツメは海外で知名度がなく、あまり輸出されていませんでしたが、高品質で安定した生産環境が整ってきた台湾では、今後積極的に輸出にも力を入れていく考えです。
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| 品種 |
| 台湾産インドナツメは品種改良の結果、原産の品種とは異なり、大粒ですっきりした甘みがあり果肉がとてもジューシーな新しい品種が生産されています。 |

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