
| 台湾の卵製品には鶏卵や鴨卵などが挙げられます。鶏卵は台湾の項目別農産品生産高で第四位を占め、輸出販売の大部分は鴨卵と鶏卵の加工製品が占めています。 台湾の鴨卵の9割以上がピータンや塩漬け卵といった加工品として消費されており、ピータンが4割、塩漬け卵が6割を占めています。ピータンはアルカリ性凝固を原理として作られたもので、卵白の部分が緑を帯びた茶色、卵黄部分が暗緑色をしており、その外観から「松花」や「溏心」とも呼ばれます。古くから華人のグルメとして愛されてきた食品で、そのまま食べれば独特の風味と弾力が楽しめるほか、料理にもよく使用されます。
塩漬け卵も中華文化では祝い事などに欠かせない食材として、端午節のちまきや中秋節の月餅などに最もよく使われる食材です。また、こうした祝い事のほかにも、朝食のおかゆと一緒に食べたり苦瓜との炒め物など料理に使ったりと、様々なおいしい料理となって日々の食卓にのぼっています。
卵、肉、魚は良質のタンパク質ですが、卵を一日2個食べれば57から89グラムの赤身肉と同じ栄養価を摂取することができます。栄養価が高いだけでなく、気泡や乳化、凝固など独特の性質があり様々な料理に使用できる理想的な食材としても、暮らしのメニューに花を添えています。
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